
政治家の石破茂氏ってどんな家系なんだろう?
宗教と関係あったりするのかな?

石破茂氏は元をたどると農村に繋がるんだ。
宗教と繋がるのは、石破茂氏の母方のご先祖様だね。
詳しく見ていこう!
- 石破茂氏の家系図の全体像
- 父方のルーツは農村にあること
- 母方には宗教家やエリートが多いこと
- 石破氏の妻や娘の学歴・職歴
- 家系が石破氏の成功にどう影響したか
石破茂の家系図はヤバイ?
デイリー新潮
この記事では、現内閣総理大臣である石破茂氏の家系図を徹底解剖!
華麗なる一族というイメージがありますが、実は農村出身のご先祖様もいるんです。
父方と母方、それぞれのルーツを辿ることで、石破氏の政治家としての原点や、人となりが見えてくるかもしれません。
この記事を読めば、石破氏の家系図から、彼の成功の秘密が垣間見えるはず。
さあ、一緒に石破氏のルーツを探ってみましょう!
- 父方と母方の両方に政治家や高官が存在する名門家系
- 父・石破二朗は鳥取県知事や参議院議員を務めた政治家
- 母方の曾祖父・金森通倫は明治時代の著名なキリスト教布教者
- 母方の祖父・金森太郎は徳島県知事と山梨県知事を歴任
- 父方の祖父・石破市造は地元の村長を務めた
- 母・石破和子は元国語教師で、子供たちに英才教育を施した
さすがは政治家の家系といえる最大の特徴は、政治家や高官が家系にいるということでしょう。
石破茂氏の父・石破二朗は鳥取県知事や参議院議員を務めていて、有名ですよね。

実際、石破茂氏が父・石破二朗氏の跡を継いで政治家になっているんだ。
二朗氏と親交の深かった故・田中角栄元首相から「父の跡を継いで政治家になれ」と命じられ、石破氏は政界入りすることとなったのだ。
日刊ポストセブン
しかし、家系図をよく見てみるとさらに面白いことが分かってきました。
さらに詳しく見ていきましょう。
石破茂は農家の血だった!
エリートの引用が強い石破茂氏。
しかし、元をたどると鳥取県の農家の出であることが分かりました。
関係性 | 名前 | 経歴 |
---|---|---|
祖父 | 石破 市造(いしば いちぞう) | 農家⇒鳥取県八頭郡大御門村村長 |
元々は石破茂氏の祖父・石破 一造氏は鳥取県八頭郡大御門村(おおみかどそん)の農家でした。
- 現・八頭町の一部にあった村
- 戸数227、人口1,145人(1892年当時)
- 1953年に郡家町に合併
- 2005年に八頭町に合併
高等小学校を卒業した後、農家に従事しています。

若い頃から先駆けて二十世紀梨を植えたり、養蚕などをして頑張っていたんだって!
精力的に何かを頑張る姿は好感が持てるね。

しかし、どれも大成功とはいかなかったんだ…。
農家としてくすぶっていた頃、隼村役場書記に任命されます。
この隼村役場書記というのが石破家最初の政治家への第一歩ですね!
- 村民からの信頼を得る
- 村役場とのパイプを強くする
この書記という仕事を通して上記の要件を満たしたのか、1908年に村長へ就任しています。
祖父が農家から村長に躍進したことが、石破茂氏が総理大臣にまで上り詰める起源といえるしょう。
石破茂の母方に宗教家がいる
政治と宗教の関係は注目を集めるところです。
実際に石破茂氏には母方に宗教家の人物がいます。
関係性 | 名前 | 経歴 |
---|---|---|
曾祖父 | 金森通倫(かなもり みちとも) | 日本キリスト教団岡山教会の初代牧師 |
この人物は大河ドラマ・八重の桜で柄本時生さんが演じた人物です。
やがて9月。同志社英学校に、金森通倫(柄本時生)、徳富猪一郎(中村蒼)ら約20人の学生が転入。後に「熊本バンド」と呼ばれる彼らは熱心なキリスト教の信者で、故郷の熊本で迫害を受けていたため、京都に逃れてきた。
ザテレビジョン
大河ドラマで登場する人物が曾祖父というのは、やはりエリート家系だなと実感しますね。
石破茂氏の曾祖父・金森通倫氏はとても行動派でも有名でした。
30代半ばで政界や実業界にも進出。59歳の頃からは「世界一周伝道」と銘打ってアメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、カナダなどで海外伝道活動を行い、晩年は湘南の嶺山で原始的な洞穴生活をし、「今仙人」と呼ばれた。バイタリティあふれるなかなかの野心家で、世界を股にかけた行動派だ。1945年3月、享年87歳で亡くなった
明治時代に世界を股にかけるとは、すごい行動力ですよね!多くの人が海外に足を運ぶことすらままならない時代です。何か国も回るほどの行動力には目を見張るものがありますね。
石破茂氏に宗教家の先祖がいるという話は、政治家としての背景にどのような影響を与えるのか興味深い点です。宗教的な価値観や哲学が彼の思想に反映されている可能性もありますが、政治においては宗教の影響をどれほど強調すべきかも議論の余地があります。
先祖の宗教的背景が現代政治にどのように絡むのかは、個人の信念と公職としての責任をどう調和させるかに関わる問題だと思います。

石破茂氏も曾祖父の影響は受けているのかな?

石破茂氏は流れを受けてクリスチャンと公言しているよ!
石破氏は4代目のクリスチャンだ。小さい頃から母親の和子さんに連れられてプロテスタント系の日本基督教団鳥取教会に通い、そこで18歳の時に洗礼を受けた。
東洋経済オンライン
石破茂氏の父・石破二朗氏は代々浄土宗を信仰していました。石破茂氏は母方の宗教を選択したんですね!

小さい頃から母・和子さんに連れられて教会に行っていたからかな?
石破茂の家系図を詳しく解説
ここまで、石破茂氏の家系の特徴を簡単にご紹介しました。
しかし、石破茂氏の家系はまだまだ興味深いものがあります。
さらに詳しく見ていきましょう。
- 石破氏の家系は、父方の農村出身と母方のエリート家系という、対照的な背景を持つ。
- 父方の祖父は農家から村長へ、母方の曾祖父は宗教家として活躍し、多様な影響を与えた。
- 石破氏自身もエリート教育を受け、実業界を経て政治家となり、妻や娘も優秀な経歴を持つ。
石破茂氏の父方家系
関係性 | 名前 | 経歴 |
---|---|---|
祖父 | 石破 市造(いしば いちぞう) | 農家⇒鳥取県八頭郡大御門村村長 |
父 | 石破 二朗(いしば じろう) | 鳥取県知事⇒参議院議員 |
石破茂氏の父方祖父は農家から村長まで上り詰めています。
さらに、石破茂氏の父・石破 二朗氏も鳥取県知事、さらに参議院議員を務めていたんです。
- 東京帝国大学法学部法律学科英法科卒業
- 1932年:内務省勤務
- 1937年:警視庁警視 本所厩橋警察署長
- 1958年:鳥取県知事就任(以降15年県知事を務める)
- 1974年:参議院議員当選
鳥取県知事を16年務め、国政に携わるようになります。その後、病に侵されるまで国政に尽力しました。

石破次郎氏のことよく知らないな…。
どんな人だったのか分かる?

石破茂氏の名づけエピソードがあったから紹介するね!
なぜ「茂」と名付けたかについては、母から聞いたことがあります。父は男の子ができたのが嬉しくて、名前は相当前から決めていたのですが、それがなんと「金太郎」だったのだそうです。あの鉞担いだ金太郎さんです。
それを聞いた母が「子どもが幼稚園や小学校に行って『ヤーイ、金太郎』なんていじめられたらどうするんですか」と血相を変えていさめたら、父はがっかりして、もうどうでもいいやと、吉田茂の茂をもらってきたんだそうです。父は政治家としては、吉田茂、佐藤栄作系ですから、不思議はありません。私も「石破栄作」よりは良かったような気もします。
プレジデントオンライン
石破茂氏には二人の姉がいます。下の姉との年齢差は16歳!父・石破次郎氏にとって待望の男の子でした。そのため、石破茂氏の誕生が本当に嬉しかったようですね。自分の考えた名前が採用してもらえず、政治家派閥の吉田茂氏の名前をもらい受ける形となりました。
石破茂氏の「茂」が吉田茂元首相から取られたという点は、非常に興味深いです。吉田茂のような歴史的な指導者に対する敬意や影響を示すための名前選びだと考えられますよね。逆に言うと、政治家として自立するためには「名前に頼らない」強さも求められるのではないかとも思います。吉田茂の名を背負っているからこそのプレッシャーも感じられるかもしれません。
石破茂氏母方のエリート家系
次は石破茂氏の母方の家系について見ていきましょう。
関係性 | 名前 | 経歴 |
---|---|---|
曾祖父 | 金森通倫(かなもり みちとも) | 日本キリスト教団岡山教会の初代牧師 |
祖父 | 金森太郎(かなもり たろう) | 徳島県知事・山梨県知事 |
母 | 石破和子 | 国語教師 |
叔父 | 金森次郎 | 実業家・東京光学機械元社長 |
叔父 | 金森五郎 | 医師 |
叔父 | 金森九郎 | 東大教授・富士製鉄取締役 |
歴史的宗教家・金森通倫氏を曾祖父に持つ石破茂氏。
祖父は徳島県知事と山梨県知事を務めた金森太郎氏です。
- 東京帝国大学法科大学独法科卒業
- 1933年:徳島県知事就任
- 1934年:山形県知事就任
- 1936年:東北興業副総裁就任
徳島県知事と山形県知事を務めており、地方の活性化に尽力した人物ですね。
また、東北興業の副総裁を4年務めています。

東北興業って聞きなれない会社だね…。
どんな会社だったのかな?

東北興業は三菱マテリアルと合併した旧・国策会社だよ!
三菱マテリアル
本社 | 東京都千代田区丸の内三丁目2番3号 |
---|---|
創業 | 1871年(明治4年) |
資本金 | 119,457百万円 |
日本の国策会社の副総裁を経験されているのはさすがですよね!
天下りの可能性もありますが、そのような情報はありませんでした。
また、叔父も医師や東大教授など輝かしい経歴の持ち主ばかりです。
石破茂氏の母方の家系は特にエリート揃いだといえるでしょう。

石破茂氏は母親は教育者だったんだね!どんな教育方針だったのかな?

とても教育熱心なお母様だったんだ。石破茂氏が小学生の頃は、毎晩1時間程度、偉人伝の朗読をさせていたんだって!それをこなす石破茂少年もすごいよね。
また、石破茂氏が中学受験を控えた時は、「1番で入学できたら、欲しがっていた戦艦大和のプラモデルを買う」と約束し、勉強意欲を高めたそうです。
今は総理大臣の石破茂氏ですが、小学6年生時代はやはり子供らしい一面があると知ってほっこりしますね。
石破茂氏自身とその家族
次に石破茂氏自身とその家族について見ていきます。
関係性 | 名前 | 経歴 |
---|---|---|
本人 | 石破茂(いしば しげる) | 政治家 |
妻 | 石破佳子 | 元丸紅社員 |
娘・長女 | - | 東京電力勤務 |
娘・次女 | - | エーザイ勤務 |
石破茂氏の妻・佳子さんもエリート家系でお育ちです。
妻・佳子さんのお父様は昭和電工取締役を務めていました。

昭和電工ってどんな会社?

現レゾナックのことだよ!
半導体などを取り扱う会社だね。
レゾナック
本社 | 東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング |
---|---|
創業 | 11939年6月 |
資本金 | 11182,146百万円(2023年12月31日現在) |
また、石破茂氏の妻・石破佳子さん自身も元丸紅社員という経歴をお持ちです。
詳しい石破茂氏の妻・石破佳子さんの経歴については『石破佳子(石破茂の妻)若い頃の画像はヤバイ?経歴は丸紅出身でエリートか』をご覧ください。

また、石破茂氏の娘もエリート街道を突き進んでします。
- 長女:東京電力勤務
- 次女:エーザイ勤務
どちらも大手企業なので、さすがの優秀さですよね。
政治家の子供として申し分ない就職先といえるでしょう。
石破茂氏の娘さんのさらに詳しい経歴については『石破茂の娘は薬剤師と東電のエリート⁉コネ入社の可能性は?』をご確認ください。

家系図から見る石破茂氏の成功要因
石破茂氏の家系図を紐解くと、彼の成功の背景が見えてきます。
政界の名門と呼ばれる石破家ですが、その特徴は父方と母方の対照的な背景にありましたね。
- 父方:鳥取県の農家出身の石破二朗氏が内務省に入省し、後に鳥取県知事や参議院議員を務めた立志伝中の人物
- 母方:学者や高官を多く輩出したエリート家系で、曾祖父の金森通倫は明治時代の著名なキリスト教布教者
この二つの異なる背景が融合したことで、石破茂氏は庶民感覚と高い教養を併せ持つ政治家として成長しました。

父からは政治の実践を、母方からは学問や宗教的な価値観を学んだと考えられますね。
石破氏自身も慶應義塾大学を卒業後、三井銀行に勤務してから政界に転身しており、実業界の経験も持っています。
また、妻の佳子さんも慶應義塾大学の同級生で、石破氏の政治活動を支える重要な存在となっています。
それからわずか1カ月。選挙区の鳥取で、妻は夫に変わり懸命に留守を預かっていた。
FNNプライムオンライン
このような多様な背景と経験が、石破氏の政治家としての視野を広げ、現在の地位につながったと言えるでしょう。庶民の感覚を持ちながらも、高い教養と幅広い知見を活かした政策立案能力が、彼の強みとなっています。
結論として、石破茂氏の成功は、家系図に表れる多様な背景と、それらを融合させた自身の努力の賜物と言えます。政治家としての資質を磨く環境と、それを活かす本人の能力が合わさって、現在の地位を築いたのです。
石破氏の家系図は、政治家としての成功には多様な経験と背景が重要であることを示す好例といえるでしょう。
石破茂の家系図から分かること
石破茂氏の家系図を深掘りすることで、彼の政治家としてのバックグラウンドや人物像がより鮮明になりました。
- 農村出身のルーツ: 父方の祖父は農家から村長へ。庶民感覚を培う原点。
- 華麗なるエリート家系: 母方には学者や県知事が名を連ねる。高い教養と知識の源泉。
- 宗教家との繋がり: 母方の曾祖父はキリスト教の伝道者。精神的なバックボーンに影響。
- 父の背中を追って: 父・石破二朗氏も政治家。受け継がれる政治への情熱。
- 妻・娘も優秀: 妻は元丸紅社員、娘も大手企業に勤務。家族の支えも成功の要因。
- 多様な経験: 銀行員から政治家へ転身。幅広い視点と知識を政策に反映。
- クリスチャン: 信仰心も石破氏を支える要素の一つ。
- 名門家系と庶民感覚: 二つの側面を併せ持つことが強み。
- 家系の影響+本人の努力: 努力を怠らない姿勢も重要。
- 成功の要因は一つではない: 多様な要素が絡み合って現在の石破氏を形成。
石破茂氏の家系図は、単なる家族の歴史に留まらず、彼の政治家としての原点や価値観を知る上で貴重な情報源と言えるでしょう。
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